fuji-pat(藤松特許事務所)のブログ的知財

アイデア、発明、デザイン、ロゴなどの知的財産について、ブログネタ的に語ります。

2015年11月

世界規模の商標データベースが日本語対応!!

世界規模の商標データベースが日本語対応!!

世界最大規模の「TMview」という商標データベースに、日本の商標出願・商標登録の情報が反映され、かつ、日本語対応(複数の言語対応されています)もされました。
主要な外国の商標・日本の商標などの情報を一括で調査するときに便利です。

今のところ、世界43カ国、約3100万件のデータが蓄積され、31の言語で検索・照会可能です。

TMViewのリンク先は、以下です。
https://www.tmdn.org/tmview/welcome.html


以上

知財業界の風向きについて

知財業界の風向きについて

最近、感じることがあります。 
知財業界(我々のような小規模事務所周辺ですが)の風向きが多少違う様相(実感)です。
というのは、いろいろな方面から問い合せ・相談が多くなっています。

いろいろというのは、具体的には言えませんが、国内外問わずという範囲までです。
また、最近の話題のテレビドラマ「下町ロケット」での中小企業の特許・技術での奮闘を示す感動ものや、何かと話題になった「オリンピックエンブレム問題」(商標、著作権、盗用疑惑との話題)などの時流のこともあるでしょうが、世の中の感心だけでなく、我々の仕事に繋がるかもしれない、ご相談・依頼事項が、急激に増加しています。

ただ、一ついえることは、どれも大企業からの相談は一件もありません!!
(当然、弊所のような零細事務所を相手にするつもりもないでしょうが)
世の中をめぐる悪いニュースは、かつて、下請けいじめとでもいうような価格強制値下げ要求、無理な納期要求、一部企業モラルの堕落した幹部・社員などのかかわる粉飾事件、製品・業務上等の偽装事件等々ばかりです。

そんななか、今たのもしいのは
(この世の中の閉塞感を突き破る)、やはり中小、ベンチャー、起業家の方々です。
世の中の大半は、日経平均いくらとか、アベノミクスとかいう蜃気楼に踊らされていますが、この方々は、日々、努力して、身銭を削って知恵を振り絞り、努力しています。
そのような背景を理解される方々が、「下町ロケット」を見て、特に感動されるのではないでしょうか。
と、最近特に感じています。

以上


 

地元商工会議所でのセミナー

地元商工会議所でのセミナー

11月11日(水)、地元の流山商工会議所にて、「事業を継続するための戦略セミナー」の講座3を担当させて頂きました。
当日は、午後1:30~午後6:20までの間に、商工会議所に所属する各サービス部門、士業の方々が全部で5つの講座を担当し、地元の会員・企業の経営者等の講演参加者向けに、事例を交えながら創意工夫をこらした講演を繰り広げました。

私は、
「商標を活かす知恵」~オリンピックロゴは、法律上何が問題だったのか~
という講演をさせて頂きました。
内容としては、ついこの前にも、世間を騒がせた東京オリンピックのエンブレム問題を切り口の題材として、著作権と商標という法律的な保護対象の相違、誰しも身近にありえるトラブル事例、それらの対応策などを講演しました。

その他の講師の方々も、マイナンバー制度、事業承継における税と相続の問題、2代目の経営者育成、高齢者パワーの活用などを講演され、私自身も聴講させていただきました。

どの講演も、大変興味深く、今後の事業経営、事業展開などにおいても、大変勉強になる内容で、充実した一日だったと思います。

全体の講演参加者は、前回よりも少なくなってしまい残念でしたが、これからもこのような地元の貢献に繋がるような勉強会、セミナーの企画・立案・参加を心がけていければと感じた次第です。

以上





 
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